インデックスページ ↑ それっぽい記事(?)は 大体ココにまとめてみました 是非、目次として活用下さい |
(07/13)
究極の選択
|
他チームの記事はこちら。(インデックスページ)
J1チームの06年を振り返る的企画、第4回は、アビスパ福岡。
前回までは長めに書いちゃったりしてたんですが、
18チームはさすがに多いことにいまさら気づいたので、
これからは短めに。
アビスパ福岡
J1リーグ 16位(入れ替え戦によりJ2降格)
勝点27 試合数34 勝5 分12 負17 得点32 失点56 得失点差-24
ナビスコカップ 予選グループ敗退
天皇杯 5回戦敗退
アビスパ福岡 | ||||||
グラウシオ | 田中 | |||||
(薮田) | (布部) | |||||
古賀 | 久藤 | |||||
ホベルト | 佐伯 | |||||
(城後) | (布部) | |||||
アレックス | 千代反 | 金古 | 中村 | |||
(宮本) | ||||||
水谷 | ||||||
まぁ、結果が出ないチームで選手を変えたりするのは当然で、
福岡も例外なくメンバーが変わっていきましたね。
布陣図はだいぶ簡潔に書いてみました。
最初、ぐちゃぐちゃになっちゃったんで。
失点数は少ない。けども、得点がJ1で最も少ない。
記録でもそうだけど、なにより、試合を見ていてもそれはよくわかる。
4-4-2ゾーンによる守備は安定していたけども、
どうやって点を取るのかのイメージが、湧いてこないときがありました。
引き分けは、最多の12。ロースコアでのドローが多かったですよね。
ただ、それは、勝ちきれなかった、というよりも、
なんとか負けなかった、という試合が多かったように感じてしまう。
浦和のような優勝候補はボールを支配して攻めてきて、
その高い攻撃力を受け止めるのに必死になってしまうのは必然。
対して、結果的に下位に終わったチームは、
守備ブロックを自陣低くに設定し、カウンターを狙うわけで。
そんなチームには、必ず、カウンターのための、
前線で独力で突破できる選手がいて。
そして、福岡には、それがいませんでした。
かといって、前掛かりになるよりは、
後ろで構えたほうが福岡らしさは出せていて。
格上にも、格下にも、
試合を難しくしてしまうような、印象でした。
終盤、トップに布部を置いたりしましたが、
結局、左からの古賀の突破が最も怖かったわけで、
やっぱり、前線に核となる選手がいなかったのは大きかった。
天皇杯の浦和戦なんかは、非常に積極的な福岡が見られて、
これだけできれば・・・なんて思ってしまうんですが、
1年でJ2に降格した悔しさを忘れずに、
J2でその完成度を見せてくれると思います。
課題は、やはり、攻撃。
それは分かっているのだけど、じゃあ、どうするのか。
安定している守備の組織を崩してまで、
新しいものを創るのか、
ベースはそのままでいくのか。
いずれにせよ、決定力のあるFWの補強は急務です。
若手の頑張りが目立ったチームでもあります。
天皇杯での印象は強かったであろう、田中。
複数のポジションをこなせる城後。
そして、中村北斗。
他にも、柳楽とか、北京世代を中心に、まだまだ、伸び白がある。
来年のJ2は、彼らが主力となり、成長できるのでないかなぁと、
楽しみにしているわけです。
次回は、順番だとガンバだけど、天皇杯があるので、
飛ばして、多分、京都。