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(07/13)
究極の選択
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2007'01.20.Sat
他チームの記事はこちら。(インデックスページ)
結局、まだまだまだまだ体調不良なのですが、
だがしかし、まぁ、ヒマなんだよ。
だから、やりますよ。
目標は一応今月以内に終わらせるって感じでしたね。
終わるかな。
今回は、11回目。ヴァンフォーレ甲府。
ヴァンフォーレ甲府
J1リーグ 15位
勝点42 試合数34 勝12 分6 負16 得点42 失点64 得失点差-22
ナビスコカップ 予選リーグ敗退
天皇杯 準々決勝敗退 ベスト8
大きな違いは、やっぱり茂原。
シーズン途中に茂原を手に入れて、
センターフォワードに置く。そして、バレーを左のウイングに。
あとは、倉貫が序盤で大けがを負い、その後シーズン中復帰できなかったこと。
そういった変化はありましたが、
基本的には、固定したメンバー、システムでシーズンを戦いました。
これまで10回も他チームのことを書いてきて、
それを見て頂いている方ならば分かると思いますが、
ワタシが、より着目しているのは、
チームとして、組織として、
同じベクトルを向いているか、意思統一が成されているか、
といった部分にあるんです。
チームとしての戦い方 とかいう表現を使ってきました。
そして、甲府には、それがしっかりとあって、
なおかつ、年間を通して、揺らぐことが無かったと思うんです。
クローズアップされるのは、縦に早い、攻めきる攻撃。
高い位置からプレスをかけて、奪ったボールをすばやく展開、
と同時に、いやそれよりも速く、各選手が積極的にオーバーラップする。
各選手をワイドに配置した4-3-3システムにおいて
攻撃の鍵を握っていたのはサイドであって、
サイドバックによる驚異的な追い越す動きは、甲府の生命線であったと思います。
あと、Jリーグの3トップと言うのは、
近年では1トップ2シャドー型に近いものが多かったのですが、
甲府は、あくまで、ウイング。そのあたりも、面白い。
見ていてすごいなぁと思うのは、攻撃時に手詰まりにならないんですよね。
出すところが無くて仕方無しに戻したり、
可能性の低いミドルを打たざるを得なかったり、
単純な可能性の低いクロスを放り込んだりとかは、少なかった。
それは、やっぱり、質を伴った豊富な運動量によるものであって、
それこそが甲府のサッカーの基軸。
選択肢を作り出し、攻め手を欠かない。
甲府は、ショートカウンターを許すことが少なくて、
(データを検証していないので適当発言なのですが(汗))
それは、高い位置に向かって走り出す選手達の間で、
比較的高い位置で前にボールを高速展開していたことを表します。
逆に、アンカーで舵を取っていた林のところで奪われる展開では、
ピンチを迎えていました(って、それは当然だけどさ)。
むしろ、ショートカウンターとの対比と言う意味で造語を用いるのならば、
ロングカウンターを許すことのほうが多かった。
甲府の試合ではカウンターの応酬の展開が多く見られて、
しかしそれは、豊富な運動量と縦に早い攻撃がストロングポイントなために、
さらには運動量によってカウンターの質で上回れるために、
甲府としては望む展開であったと思います。
特に、シーズン後半でトップに置かれた本来中盤の選手である茂原は、
前線からの守備であったり、
攻撃時には流動的に動いてボールを引き出しつつ
相手DFラインにギャップを作り、かつ、
スペースを(主にバレーに)与えていて、
そうして、甲府の選手達の攻守におけるプレーゾーンと意識とが高い位置で保たれ、
より相手エリア近くでの連動性と流動性を実現。
甲府が望む展開に近づけたのでないかなぁと。
う~んちょっと言葉足らずですかね(笑)
課題としては、どうしても、その運動量が終盤に落ちてしまうこと。
そして、どうしても格上との試合の中で主導権を握られて
ひとたび受身のサッカーになってしまうと、
そのまま押し切られてしまう。
特にCBあたりは個の力で圧倒されてしまうことがありました。
しかし、そんな中でも、
しっかりと、方向性が見えた。
チームにはブレが無かった。
戦い方が、一貫していた。
J1に残るための消極的とも言える戦い方が存在する中で、
そうして、自分達のやり方でJ1に残留できたことは、
評価されるべきだと思います。
久しぶりだから長くなってしまった。
次は、えーと、マリノス。
J1リーグ 15位
勝点42 試合数34 勝12 分6 負16 得点42 失点64 得失点差-22
ナビスコカップ 予選リーグ敗退
天皇杯 準々決勝敗退 ベスト8
ヴァンフォーレ甲府 前半戦 | ||||||
バレー | ||||||
長谷川 | 宇留野 | |||||
(石原) | ||||||
石原 | 藤田 | |||||
(茂原) | 林 |
(倉貫) |
||||
山本 | 秋本 | ビジュ | 杉山 | |||
(アライ) | ||||||
阿部 | ||||||
ヴァンフォーレ甲府 後半戦 | ||||||
茂原 | ||||||
バレー | 山崎 | |||||
石原 | 藤田 | |||||
林 |
|
|||||
山本 | ビジュ | アライ | 杉山 | |||
阿部 | ||||||
大きな違いは、やっぱり茂原。
シーズン途中に茂原を手に入れて、
センターフォワードに置く。そして、バレーを左のウイングに。
あとは、倉貫が序盤で大けがを負い、その後シーズン中復帰できなかったこと。
そういった変化はありましたが、
基本的には、固定したメンバー、システムでシーズンを戦いました。
これまで10回も他チームのことを書いてきて、
それを見て頂いている方ならば分かると思いますが、
ワタシが、より着目しているのは、
チームとして、組織として、
同じベクトルを向いているか、意思統一が成されているか、
といった部分にあるんです。
チームとしての戦い方 とかいう表現を使ってきました。
そして、甲府には、それがしっかりとあって、
なおかつ、年間を通して、揺らぐことが無かったと思うんです。
クローズアップされるのは、縦に早い、攻めきる攻撃。
高い位置からプレスをかけて、奪ったボールをすばやく展開、
と同時に、いやそれよりも速く、各選手が積極的にオーバーラップする。
各選手をワイドに配置した4-3-3システムにおいて
攻撃の鍵を握っていたのはサイドであって、
サイドバックによる驚異的な追い越す動きは、甲府の生命線であったと思います。
あと、Jリーグの3トップと言うのは、
近年では1トップ2シャドー型に近いものが多かったのですが、
甲府は、あくまで、ウイング。そのあたりも、面白い。
見ていてすごいなぁと思うのは、攻撃時に手詰まりにならないんですよね。
出すところが無くて仕方無しに戻したり、
可能性の低いミドルを打たざるを得なかったり、
単純な可能性の低いクロスを放り込んだりとかは、少なかった。
それは、やっぱり、質を伴った豊富な運動量によるものであって、
それこそが甲府のサッカーの基軸。
選択肢を作り出し、攻め手を欠かない。
甲府は、ショートカウンターを許すことが少なくて、
(データを検証していないので適当発言なのですが(汗))
それは、高い位置に向かって走り出す選手達の間で、
比較的高い位置で前にボールを高速展開していたことを表します。
逆に、アンカーで舵を取っていた林のところで奪われる展開では、
ピンチを迎えていました(って、それは当然だけどさ)。
むしろ、ショートカウンターとの対比と言う意味で造語を用いるのならば、
ロングカウンターを許すことのほうが多かった。
甲府の試合ではカウンターの応酬の展開が多く見られて、
しかしそれは、豊富な運動量と縦に早い攻撃がストロングポイントなために、
さらには運動量によってカウンターの質で上回れるために、
甲府としては望む展開であったと思います。
特に、シーズン後半でトップに置かれた本来中盤の選手である茂原は、
前線からの守備であったり、
攻撃時には流動的に動いてボールを引き出しつつ
相手DFラインにギャップを作り、かつ、
スペースを(主にバレーに)与えていて、
そうして、甲府の選手達の攻守におけるプレーゾーンと意識とが高い位置で保たれ、
より相手エリア近くでの連動性と流動性を実現。
甲府が望む展開に近づけたのでないかなぁと。
う~んちょっと言葉足らずですかね(笑)
課題としては、どうしても、その運動量が終盤に落ちてしまうこと。
そして、どうしても格上との試合の中で主導権を握られて
ひとたび受身のサッカーになってしまうと、
そのまま押し切られてしまう。
特にCBあたりは個の力で圧倒されてしまうことがありました。
しかし、そんな中でも、
しっかりと、方向性が見えた。
チームにはブレが無かった。
戦い方が、一貫していた。
J1に残るための消極的とも言える戦い方が存在する中で、
そうして、自分達のやり方でJ1に残留できたことは、
評価されるべきだと思います。
久しぶりだから長くなってしまった。
次は、えーと、マリノス。
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