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2007'05.21.Mon

必要だった最後の詰め。



J1リーグ第12節
5月19日(土) 14:04~ 東北電力ビッグスワン 38,268人
新潟 1-1 鹿島
得点者
4分 岩政(鹿島)
15分 深井(新潟)


アルビレックス新潟
 
    深井   矢野    
             
  松下       マルシオ  
             
    寺川  

本間

   
             
坂本   千葉   千代反   内田潤
             
      北野      
 

鹿島アントラーズ
 
    田代   マルキ    
             
  ダニーロ       本山  
             
    中後  

野沢

   
             
新井場   青木   岩政   内田篤
             
      曽ヶ端      
 


エジミウソンを出場停止で、シルビーニョを怪我で欠く新潟。
代わりにはそれぞれ深井と寺川。
ちなみに、寺川は本間とともに非常に安定していましたし、
深井は結果をきっちりと残しました。

鹿島は、大岩が出場停止。
青木をバックラインに入れて、
野沢と中後が中盤の底で組み、2列目に本山とダニーロ。


ともにコンパクトに保とうとする4-4-2で、
前半、うまくいっていたのは新潟でした。

開始早々、4分にCKから鹿島が先制するものの、
15分には鹿島のパスを深井が高い位置でインターセプト、
そのまま持ち込んでファーに突き刺して同点に。

矢野と深井の労を惜しまない追い込みによって、
新潟は中盤でのプレスを機能させていました。
鹿島は単純にバックラインまで放り込んだりはしなかったので、
必ず中盤の選手、あるいは中盤に引いてきたトップの選手を経由して
組み立てようとするのだけど、
新潟の出足の早さが素晴らしく、かつ必ず複数人で囲い込み、
カウンターに繋げていました。

ただ、そのあとがうまくいかない。
新潟はサイドを使おうとするのだけれど、
サイド奥でどうしても詰まってしまう。
矢野や深井はサイドのスペースまで流れてボールを受け、
そこへのサポートもあるのだけれど、
ただ単に人数がかかっていただけであって、
鹿島のサイドを崩せていたわけではなかった。
サイド奥まで侵入できながらも、
奪われてカウンターを許したり、
苦し紛れの精度を欠いたクロスになってしまったりと、
それは効果的に決定機まで繋がりませんでした。


新潟のプレスが機能している中で、
鹿島が何もできなかったかといえばそうではなく、
こちらもまたサイドがポイントでした。

新潟と違うのは、攻撃のベクトルとしてはあくまで中央を向いていること。
中央で密集を作り、そうして生まれたサイドのスペースを使う。
サイドで詰まってしまう新潟とは違って、
サイドで一対一の状況を作り出し、
前を向いて勝負できる環境を作っていた鹿島なのでした。
鹿島は、マルキーニョス、本山、野沢といった、
独力で突破できる選手を揃えており、
中央の密集を掻い潜ってサイドに展開する力もあり、
サイドでの一対一から決定機を生み出す力もありました。


新潟は、プレスからのカウンターで、なおもサイド過密を作るのですが、
それはやっぱりただの過密で、有機的に働かない。
時折サイドチェンジを交えるのですが、
縦への鋭い突破を特徴とする選手がいないからでしょうか、
どうしても遅れてしまう。


後半、時間経過とともに鹿島がプレスをいなす事ができるようになり、
新潟のプレスのかかりが弱くなる。
3(矢野+深井+中盤の一人)-3-4のようなゾーンを作って、
その中で素早く囲い込んでいた新潟でしたが、
それが機能不全に陥ると、
前線に一人が残って残りがハーフラインから後ろに入ってしまう。
間延びした守備ブロックは、
鹿島の両サイドバックや中後に起点となることを許してしまい、
以降は完全に鹿島のペースで試合は流れていきました。


しかしスコアは動かず、1-1で試合は終了。

後半を中心に攻め込み、19本ものシュートを放つも、
追加点を奪えなかった鹿島と、
そして、プレスからのカウンターは機能していたものの、
最後のプレーの精度を欠き、
オフサイドなどでうまく決定機を生み出せなかった新潟。
同点弾前後から機能を始めたプレスは、
出足の速さと玉際の強さ、
そして、複数人で囲い込む意識と、
そのための献身的な姿勢と集中力の高さがあってこそ。
失点はコーナーキックからでしたが、
どうにも今日はセットプレーの守り方が怪しかったです。
前節清水戦でもコーナーキックからの失点を喫していますが、
セットプレーでの集中力も、プレスと同様に求めたいものです。

そして鹿島も、後半ペースを握った中で追加点が欲しかった。
最後の詰め、肝心なところでの集中力。
どちらかが勝つためには、そこが、もう一歩必要でした。

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