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2024'11.21.Thu
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2007'03.14.Wed

繰り返しますが、就職活動中です。
大学がある一人暮らし中の愛知、実家の静岡、
そして東京でも2社ほど考えておりまして。
行ったり来たりです。

12日(月)愛知で深夜バイト
13日(火)東京で面接
14日(水)静岡で面接
15日(木)愛知で面接

こんなん。
これをバイト先の後輩に言ったら
芸能人みたいですねって言われた。なるほどね。面白い。

さて、磐田×大分について書いてみたですよ。
ちょっと簡単めに、ですが。



J1リーグ第2節
3月10日(土) 15:04~ ヤマハ 11,452人
磐田 2-1 大分
得点者
68分 西(磐田)
76分 高橋(大分)
82分 ファブリシオ(磐田)

ジュビロ磐田
 
    西   カレン    
             
  太田       成岡  
             
    ファブ  

菊池

   
             
上田   田中   鈴木   マルキ
             
      佐藤      
 
大分トリニータ
 
    高松   松橋章    
             
      アウグ      
根本           高橋
    宮沢  

ジュニ

   
             
  上本   三木   深谷  
             
      西川      
 


磐田は、ファブがファブリシオ、マルキがマルキーニョス・パラナ。
大分は、アウグがアウグスト、ジュニがジュニオール・マラニョン。

磐田はマルキーニョス・パラナを右のサイドバックに置き、
中盤をダイヤモンドからボックスに変更、
2列目に成岡と太田を、トップにはカレンと西を並べる。

大分は、セルジーニョに代わって松橋章を起用。
また、GK西川が復帰。

立ち上がりから、とても展開の速い試合となる。
エジウソン監督も試合後のインタビューで
「ピンポンのような試合だったので」と言っているように、
とにかく、速い。目まぐるしい。
お互いがビルドアップを志向しているために、
ショートパスでテンポの速い、見ているほうもゆったりする間が無いサッカーとなる。

試合のポイントとなったのは、
大分3バックの両脇、両ウイングバックの裏のスペースでした。

大分が前線からの積極的なプレスを敢行してきたことも相まって、
両チームの布陣的にもぽっかりと空いてしまうそのスペースを、
お互いが攻撃時に活用していく。

磐田は、FWをある程度前線に固定させることで大分3バックを中央に集め、
また、中盤の4枚も中央に密集する。そうして、前述のスペースを確保。
MFは、一度ボールに触って落として、それから初めてそのスペースに流れる。
そのエリアで前向きにボールを受け、先手先手の勝負を仕掛けていました。

一方の大分は、そのスペースを基点にボールを配給。
センターを迂回しながら、攻める。

磐田が挙げた先制点は、中央のバイタルエリアから
ショートパスを真横に数本つないで、サイドのそのスペースにボールを回し、
そこから太田がクロスを上げ、中で西が頭で合わせるという、
ただのクロスからの得点といってしまえばそれまでなのかもしれないけども、
わざわざ中央からサイドに回してクロスを上げたあたり、
やっぱりそのスペース利用からだったんだなぁ、なんて。

左右に振ることでマークもずれるし、
なによりそのスペースを意識することは、
現代サッカーでは常識というか、定石というか、避けられないものであって。
ただ、この試合では、バイタルエリアで前向きでボールを保持しながらも
そのサイドのスペースへの展開を選択することが多い磐田があったのです。
キーパースローを受け、数的優位でなかったにもかかわらず独走してそのまま得点した
ファブリシオのプレーは、バイタルエリアからシュートを打つ、
よりゴールに近い位置での積極性とシンプルさという点で、
この日の磐田と間逆であったので、面白かったり。

試合後、シャムスカ監督は「両チームとも攻撃的に」と言っていて、
アジウソン監督曰く「ピンポンのような」この試合は、
そのテンポの速さへの反省点よりも、
積極性として評価されるべきだと思います。
磐田は開幕の柏戦で0-4で負けていて、
それはワタシは見れなかった試合でして、
だから、どんなんなのかなぁーな~んて思って見始めたんだけど、
少なくとも、この日の磐田はJリーグのチームに完敗するようなサッカーはしていなかった。
大分も、負けはしたものの
根本のクロスに高橋が合わせて取った1点は、
いつもの作戦であってつまり狙い通りだろうし、
内容でも、昨季からの継続性という面でも、ブレは無かった。
アウグストのフィット具合は少し心配ですが、
ただ、注目されるのは、
エジミウソンとトゥーリオというダブルボランチによって
形成されていた、既に失ったセンターの強みよりも、
J屈指のレフトサイダー根本と、右サイドのストライカー高橋による両サイドが、
今年の大分では間違いなく強みであって、
注目されるポイントになりそうです。

で、磐田。
ゲームの流れを読み、流れそのものを作ることができた選手たちによって
長年支えられてきたジュビロサッカーは、
福西と服部の移籍によって、本格的に形を失いました。
彼らがいれば、今日の「ピンポンのような」試合にはならない。
いい意味でも、悪い意味でも、それがこれまでのジュビロサッカーでした。
磐田は、名波・藤田・服部・福西らの磐田を牽引してきた選手たちを失って、
新しい芽である若手が本格的に磐田を創る年になりそうです。
菊池の貫禄や、伸び悩みがちだった成岡の伸び伸びとしたプレーを見ていて、
そんなことを思いました。

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