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(07/13)
究極の選択
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ブログ始めたのがシーズンオフという、ね。
なので、試合レポートなんかは書けないために、
シーズンオフっぽい話題。
新卒選手に注目してみようかなと。
あえて選手紹介とか書かないのは、
何度も見た選手もいれば、あまり見たことの無い選手もいるわけで。
だから、こんな選手なんだよ~というスタンスでなく、より広く、柔軟に。
そんな、連続企画。
第1回は、池田達哉選手(大分トリニータ←ガンバ大阪ユース)。
【氏名】 池田 達哉 (イケダ タツヤ)
【生年月日】 1988年 5月 18日
【出身地】 兵庫県出身
【ポジション】 D F
【利き足】 右足
【身長・体重】 184cm / 75kg
【経歴】
AOY FC→ガンバ大阪ジュニアユース→ガンバ大阪ユース(現在)
2004年3月 U-16日本代表候補に選出
2006年8月 U-18日本代表に選出
日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 優勝
第一回目にして、
素直に下部組織から昇格する選手を挙げないあたりが、
ひねくれた私らしいというかなんというか。
今年は4バックの左CBとして最終ラインを担った。
ボランチの倉田(トップ昇格内定)、CBの池田によってセンターラインは安定していた。
隣の左SB下平(トップ昇格内定)が守備能力の高い選手だったこともあるが、
常に中央で構え、長所である高さと強さを存分に披露した。
夏のクラブユース選手権では優勝を飾り、
その勢いのままに今年はU-18日本代表に選出、
仙台カップでレギュラーCBとしても活躍した。
中学生時代からすでに評価は高い選手であったのだが、
一つ上の代で、同ポジションに、
伊藤博幹、植田龍仁朗(共にトップ昇格)の存在があり、
昨年までは彼らの控えという立場であった。
前述の二名は年代別代表に呼ばれており、
また、ムリヤリ分類するならば、彼らと特徴が重なるために、
トップ昇格が叶わなかったのはそういった事情があるのだろう。
今回3名昇格するし。
ただ、観戦数もそこまで多くなかったために、
このあたり(ここまでも)は是非ガンバユースサポさんあたりからコメントを貰いたいのですが(笑)、
プレーエリアの広さや足元、ビルドアップの点において、
あくまで伊藤、植田と比べてだが、より安定感があったのは、池田であったと思う。
私個人としては、伊藤、植田の方が荒削りな印象なのだが、
そういった面での伸びしろでの評価があったのかもしれない。
ただ、昨年の昇格者でどちらかをあきらめて
池田を昇格させても面白かったのかな、と、外部の私は感じてしまったり。
伊藤と植田は共に長身左利きCBという比較的珍しい属性を備えてはいるんですが。
ユースチームでのトップ昇格が叶わず、他チームに入団するケースで
谷口(川崎←横浜Mユース)を思い浮かべる人は少なくないはず。
(ちなみにこの年の横浜Mユースは丹羽(神戸)、鈴木(甲府)もなのだが)
他にももちろんいるのだが、
特に谷口の活躍は私が語るまでも無く、
願わくば、池田にも、他チームユースから他チーム入団の成功者となって欲しい。
ポジション的に昇格できない、と言う事態が起こるならば、
なおさら、その道は重要なものなのだから。
大分のシステムの3-5-2は恐らく代わらず、
その中で池田の生きられる場所はCBしかない。
大分のCBの層は数的に決して厚くないが、
ただ、深谷、三木、上本、福元は来シーズンも十二分な働きが計算できる。
彼の当面のライバルは、柴小屋、森重あたりとなるであろう。
一年目では正直厳しく、長い目で見るべきなのだが、
積極的な若手起用を見せるシャムスカ監督ならば、
もしかしたら、という期待を抱かずにはいられない。