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(07/13)
究極の選択
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長いことお休みしてたこの企画は、
まだまだまだまだ先が長いんで、バッシバシ更新していこうかと思います。
だから、あくまで短く。
第5回は、ガンバ大阪。
いやぁお恥ずかしい限りです。
ので、訂正しました。赤字で。
すみませんでした。
ガンバ大阪
J1リーグ
勝点66 試合数34 勝20 分6 負8 得点80 失点48 得失点差+32
ナビスコカップ 準々決勝敗退
天皇杯 準優勝
ガンバ大阪 | ||||||
マグノ | 播戸 | |||||
(フェル) | ||||||
二川 | ||||||
家長 | 加地 | |||||
遠藤 | 明神 | |||||
(橋本) | ||||||
山口 | 宮本 | シジクレイ | ||||
藤ヶ谷 | ||||||
前半は、フェルナンジーニョと橋本、後半は、播戸と明神。
まぁ、明神と橋本は4-4-2で共存できたわけですが。
その4-4-2の話を先にしておくと、
右サイドバックの加地の加入によって、なのかな?
毎年西野監督が繰り返す、4-4-2へのシフトが、
今年は、一応の成果を見せました。
右のサイドバックに加地、左のサイドバックには山口か家長。
攻撃的なMFに、二川と遠藤を並べる。
ただ、選手の怪我等で、3-5-2に戻すことが多くて、
やっぱり、最終的には、3-5-2が基本システム。
ただ、きっと、西野監督の頭の中には、
明神・橋本・遠藤・二川で中盤を構成する、
4-4-2システムが、まだ、あると思います。
05年J1年間王者、ガンバ大阪。
絶対的なストライカーであった大黒とアラウージョを失って迎えた今シーズンも、
その攻撃力は、衰えることはありませんでした。
獲得したマグノアウベスと播戸は、大車輪の活躍。
加地は年間通して高いパフォーマンスを披露、
明神も途中でケガに見舞われるも十二分な働きぶり。頼もしかった。
新加入組以外では、個人的に、二川には絶対ふれておきたくて、
って、こっちでもうすでに書いたんでここには書かないですけど、
すごくよかったと思う。
前田や寺田も経験を積むことが出来てある程度の計算が出来るようになった。
中山は・・・う~ん。もうちょい?
あと、藤ヶ谷も頑張ってましたね。
な~んて、個々の選手をだらだらと挙げてしまいましたが、
それだけ、能力の高い選手が多くて、それを発揮できていた、と言うお話。
唯一、精彩を欠いていたのは、フェルナンジーニョ。
序盤はよかった。昨年もよかったんだけど、それ以上に、よかった。
ただ、そこから落ちていくのはすごく早くて、
後半は出場機会すらなかった。
まぁ、そのおかげで、播戸の台頭があったのだけど。
いや、逆か。
播戸がよかったから、
播戸自身がポジションを奪ったのかな。なんて。
中盤の制圧という点では、
Jリーグにおいてガンバの右に出るチームはいない。
中盤でポゼッションをして、前掛かりに、
最大のストロングポイントである攻撃力を、どんな展開でも発揮できる。
従来の橋本だけでなく、新加入の明神と、
覚醒した(とかワタシが勝手に言ってるだけですが)二川らによって、
支えられた遠藤が、中心となっていました。
プレーエリアが、去年よりも数段広くなっているのは明らかで。
相手のバイタルエリアを中心に、水を得た魚のような。
常に、ゲームをコントロールし、ガンバのサッカーを、創る。
加地と家長のサイドアタックを生かす様に、
明神や橋本や二川と、中盤を制圧するように、
マグノアウベスや播戸が、PAでシュートできるように、
そして、自らの、ミドルシュートの可能性を相手に感じさせるように。
二川と遠藤を中心とした、
ガンバによる相手バイタルエリアの崩しは、
そのままガンバサッカーといってもいいものでなかったかなぁと。
それだけに、終盤になっての遠藤の離脱は痛い、とおもいきや、
そこまで大きな差は無かったとワタシは思っているんですね。
強豪と呼ばれるに必要な条件である、チームとしてのベース。
遠藤がいれば、そりゃあ、もっと高質なサッカーになるんだろう。
けど、でも、そこまで大きく、違いましたかね?
揺らぐことの無いベースは、ガンバにはできていて、
それは、地力と呼ばれ、他チームとの差となる。なった。
シーズン2位3位となったガンバ大阪は、
今、Jリーグで、最も面白いサッカーをするチームだと思います。
見ていて、そんな試合が多かった。
流動性と連動性を維持しながら、
中盤を制圧し、バイタルを崩し、サイドを破る。
魅力的なサッカーとはこーゆーのを言うのかなぁって、
そんなことも、試合を見ながら、何度も思いました。